10月1日(土)に第2回特別講演会がありました。
前回は府中での開催でしたが、今回は本校の最寄駅である、
聖蹟桜ヶ丘直結の聖蹟アウラホールにて行われました。
この講演会は、本校が今年4月に新たにデザイン科として再スタートを切ったことを記念して行われたもので、
7月に引き続き、今回が2回目の開催となります。
前回は臨床心理士の先生においでいただきましたが、
今回は医療の現場からということで、
島田療育センター医務部 副部長 児童精神科医 野村健介先生にお越しいただきました。
テーマは
「発達障がいの特性の理解とその対応」
成長にあわせた対応の「公式」を学ぶ
ということで、幅広いお子様が受診されている島田療育センターの先生ならではの、
幅広い年齢での事例についてをお聞きすることができました。
今回も教育関係、福祉関係、お子様をお持ちの保護者の方等、
様々な方面からたくさんの方々においでいただきました。
わかりやすいスライドを用いての講演に、参加者の皆様も大きくうなずかれたり、メモを取られている様子が見られました。
ひとりの子供にうまくいった対応が、ほかの子でもうまくいくとは限らない、
また、一度はうまくいった対応も、成長とともに変えていく必要がある。
といった内容が含まれていましたが、
「では、具体的にはどのような対応を試していけばよいのか」
というような質問にも、さまざまなケースを考慮した具体的なアドバイスを含めた回答がありました。
アンケートでも非常にご好評を頂きました。
ご来場くださった方々、アンケートにご協力を頂いた方々には、厚く御礼申し上げます。
今後の活動に活かしていきたいと思います。
私たち教職員にとっても大変実りの多い1日となりました。
今後もなんらかの形で、地域の皆様のお役に立てるような企画・イベントを考えていきたいと思います。