クラフトデザイン紹介

芸術工芸高等専修学校の授業科目の中にはクラフトデザインという科目があります。

絵を描くだけでなく様々な素材を使ってものづくりをしていくこの授業、一人ひとりでデザインした時間割を共同制作したり、プラバンレジンでストラップを作ったりしています。

 

今年のサマースクールではクラフトコースを設けて、クラフトデザインの授業を体験することができます。クラフトコースの内容は『藍染(あいぞめ)でオリジナルハンカチをつくってみよう!』です。

夏休み前、本校の1年生も藍染の授業に取り組んでいましたのでその様子を少しご紹介したいと思います。

 

この課題、自分で染物の模様をデザインしてハンカチを作るのですが、夏休み前まではそのためのサンプルづくりをおこないました。

サンプルづくりでは絞ってみた布を藍(人工藍)で染めていきます。しっかり布を濡らしたらバケツの中でしばらく揉みます。時間になったら藍から取り出して酸化させます。酸化させることで色合いが緑色からいわゆる藍色になっていくそうで、変化する様を見ていると不思議な感じがしました。そのあとは水洗いをして余分な染料を落としたら完成です。

白地の布に藍色が面白い模様になって表れていますね。工夫すればするほど面白い作品が作れそうです。染め上がったサンプルは台紙に貼り付けてみやすくします。サンプルをもとにどんなハンカチになるか楽しみですね!

8月におこなうサマースクールでは授業でおこなっているものより取り組みやすい形で体験をおこないます。ご希望の方は以下のリンクよりお申込みいただけますのでぜひご参加ください。

【リンク】サマースクール紹介ページ