芸術工芸高等専修学校では校舎の外に出て、伝統工芸に触れる機会を設けています。
今回はその第一回目でした!
新宿区上落合にある二葉苑さんという染め物の工房へおじゃまして、型染めの体験をしてきましたよ。
体験を行う部屋へ通してもらうとたくさんの種類の型紙が用意されていました。
その中から幾つかを選び、トートバックに染色をしていきます。
最初に自分がつかう型紙を数枚選ぶのですが、どれもかわいらしくて悩んでしまいます。
生徒も結構悩んでいましたが、金魚・花火と夏らしい型紙を選択していました。
教えてくださる職人の方の説明を聞いて、さあ実際に型染めです。
どんな仕上がりになるのでしょうか?
トートバックの上に型紙をおいて染料の付いたブラシで染め付けていきます。
力加減で濃淡を表現できますし、ベタに塗ると形がくっきり、
彩りや配置なども考えてみるととても幅があって楽しい体験でした。
生徒も「ここは何色にしよう?」と考えたり、「こんなことも出来るんだ!」と職人さんの説明に驚いたり、
熱中して型染めを体験していましたよ。
生徒の作品、無地のトートバッグが賑やかで可愛らしい作品になりましたね!!
学校の中だけではなかなか味わえない、貴重な機会になりました。
二葉苑の皆様、この度はありがとうございました!