今回の芸術鑑賞会は「歌舞伎」。演目は平賀源内かいたとされる「神霊矢口渡」です。
芸術鑑賞会で歌舞伎を見に行くのは初めてなのでちょっとドキドキですね…!
晴天のなか、半蔵門にある国立劇場へ行ってきました。
学生に向けた歌舞伎鑑賞教室ということで、演目の前に歌舞伎の解説が始まりました。解説してくださった方は中村虎之介さん。今回演じられる演目の2枚目的存在です。
学生が興味をもてるよう、寸劇をとりいれてみたり、現代で言うと…とわかりやすく置き換えてお話してくださいました。会場は笑いがあふれるところもあり、とても充実していました。
スマートフォンで撮影して良い時間も設けられており、「ぜひハッシュタグをつけて拡散してください」と時代にあわせたPRで、歌舞伎の周知に積極的でした。
今回の「神霊矢口渡」の特徴はヒロイン・お舟の「人形振り」とよばれる表現方法があります。黒子が役者の後ろにつき、役者は人形のように動きます。
物語が佳境になると、生徒たちはじっくり見入っているようでした。
独特の言葉遣いや動き、きらびやかな衣装など、普段目にすることのないものをみることができて、とても貴重な鑑賞になったと思います。